Do a Front AIR 2025
雪舟からの手紙
雪舟が滞在した雲谷庵をはじめ、ギャラリーシマダ、木町ハウス、秋吉台国際芸術村等さまざまな
アーティスト・イン・レジデンスが生まれた豊かな文化土壌のある山口で、Do a Front AIR2025を開催します。
国内外のアーティスト3組が、雪舟のいた時代から続く伝統文化や地域資源、地域の人々との交流をしながら、
リサーチや創作活動を行います。
今年度は、地域のコミュニティ拠点である洞春寺に滞在します。
滞在期間中は、洞春寺で、毎週日曜日に朝ごはん会を開催します。
また、オープンスタジオやワークショップ、トークイベント等を実施します。
ぜひ、アーティストの新たな視点をいっしょに楽しみましょう。
イベント詳細
《トーク with Van Gogh AiR》
日時
2025.11.1 (Sat)
16:00~17:00
交流会: 18:00~20:00
会場
洞春寺
山口県山口市水の上町5-27
内容
フィンセント・ファン・ゴッホ・ハウスは、ゴッホの生誕地にある「記憶と体験の館」です。
隣接の別館や森の中の施設では、アーティスト・イン・レジデンス(AiR)による滞在制作を行なっています。
2023年より当団体とは交換プログラムを実施しています。
この度、ディレクターのロン・ディルフェン氏とキュレーターのエヴァ・ヘーネ氏を迎えトークイベントを行います。
トーク終了後、会場で出演者との交流会を行います。
料理担当は末廣英里さんです。交流会は、有料・要予約。
ゲスト
ロン・ディルフェン(Van Gogh AiR ディレクター)
エヴァ・ヘーネ(Van Gogh AiR キュレーター)
モデレーター: 藤川 哲(山口大学人文学部教授)
通訳: 芹澤 隆道(山口県立大学国際文化学部講師)
《朝ごはん会》
日時
11/2 (Sun) 10:00~11:00 日本の朝ごはん(井口 美尚 / 末廣 英里)
11/9 (Sun) 10:00~11:00 インドネシアの朝ごはん(グラフィス・フル・ハラ)
11/16 (Sun) 10:00~11:00 オランダの朝ごはん(イアン・スキルヴィン / 上野恵子)
11/23 (Sun) 10:00~11:00 世界の朝ごはん(ピリカタント 西野 優)
11/30 (Sun) 10:00~11:00 世界の朝ごはん
会場
洞春寺
山口県山口市水の上町5-27
参加費
各回 1,000円/人
数量限定・予約不要
内容
レジデンス期間中、毎週日曜日に朝ごはん会を実施します。
滞在アーティストとと一緒に「同じ釜の飯を食べる」時間を過ごしましょう。
《Van Gogh AiR報告会とワークショップ》
報告会
11/22 (Sat) 14:00~15:00
予約不要・参加無料
ワークショップ
11/23 (Sun) 13:00~15:00
参加料: 1,000円・要予約
会場
洞春寺
山口県山口市水の上町5-27
内容
Do a Front AIR2025の交換プログラムの派遣アーティストとして、
オランダ ズンデルトの Van Gogh
AiRに1ヶ月間滞在した三原聡一郎氏による滞在報告会とワークショップを行います。
ワークショップは、三原氏がズンデルト滞在期間中に制作したプロセスの実体験になります。
《オープンスタジオ》
日時
2025.11.22 (Sat)、11.23 (Sun)、11.24 (Mon)
11:00~16:00
会場
洞春寺
山口県山口市水の上町5-27
入場料
無料(予約不要)
Free admission
内容
Do a Front
AIRは、滞在期間は30日間と短く、3カ国からアーティストが同時期に交流しながら、リサーチや制作を行います。
今年度は、地域に開かれたコミュニティの洞春寺に滞在し、新しい視点や様々な文化交流や地域での経験を彼らのオープンスタジオを通して公開します。
《スタジオツアー》
日時
2025.11.24 (Mon)
15:00~16:30
会場
洞春寺
山口県山口市水の上町5-27
入場料
無料(予約不要)
Free admission
内容
モデレーターを迎え、3組のアーティストのお話を聞きながら、スタジオをまわります。
モデレーター/通訳:池田 哲
《シンポジウム「山口とアーティスト・イン・レジデンス」》
日時
2025.11.25 (Tue)
18:00~20:00
交流会: 20:30~22:00
会場
洞春寺
山口県山口市水の上町5-27
入場料
無料(予約不要)
Free admission
内容
山口情報芸術センターのキュレーター、レオナルド・バルトロメウスをモデレーターに迎え、
招聘アーティト3組と山口での30日間の滞在制作をふりかえります。
地方都市でのAIRの可能性を招聘作家や参加者と話したいと考えます。
シンポジウム終了後、会場で出演者との交流会を行います。
料理担当はピリカタントさんです。交流会は、有料・要予約。
ゲスト
アミー・ザハルワーン、アディ・ディゲル、アニタ・ボニット(GHH)
イアン・スキルヴィン(オランダ)
井口 美尚(日本)
モデレーター: レオナルド・バルトロメウス(YCAM キュレーター)
通訳: 池田 哲
招聘アーティスト
グラフィス・フル・ハラ(Grafis Huru Hara / インドネシア)
2012年に設立されたジャカルタ拠点の版画コレクティブ。8名のメンバーによるスタジオは「アートラボラトリー」として機能し、
版画の実験と教育を展開しながら、展覧会やワークショップ、コラボレーションを通じて日常生活へと活動を広げている。
スタジオレンタルや受注制作、出版活動、版画用具の販売なども行い、ジャカルタにおいてアーティストが制作と共有を行うための重要なプラットフォームとなっている。
イアン・スキルヴィン(Ian Skirvin / オランダ)
イアン・スキルヴィン(1991年生まれ)の創作活動は、素材の発見と組み立てに焦点を当てており、風化、朽ちゆく美しさ、隠されたものの顕現が中心的な役割を果たす。
これらの要素は、訪問者がパフォーマーの役割を担う実物大のインスタレーションにおいて、彫刻や装飾として融合する。
これにより即興的な設定が生まれ、偶然性が重要な役割を担う。
彼の活動領域は3Dプリント、陶芸、彫刻的アッサンブラージュ、絵画、音響など多様なメディアに及ぶ。
井口 美尚(Minao Iguchi / 日本)
1998年 東京都生まれ
2024年 東京造形大学造形学部美術科卒業
2025年 東京芸術大学大学院メディア映像専攻 在学
美術作家、パフォーマー。規範に触れたときに発生する身体の「輪郭」を捉えようと試みる。
パフォーマンス、映像、彫刻など異なるメディアを横断し、認識した「位相性」をしばしば利用する。
衣服、ダイエット、ダンス、教育、家族、儀式、料理、陰謀論、様々なことに興味あり。
派遣アーティスト
三原 聡一郎(Soichiro Mihara)
世界に対して開かれたシステムを提示し、音、泡、放射線、虹、微生物、苔、気流、土、水そして電子など、物質や現象の「芸術」への読みかえを試みている。
2011年より、テクノロジーと社会の関係性を考察するための協働プロジェクトを国内外で展開中。
2022年より「3月11日に波に乗ろう」共同主催。近年、これまでの活動を「空気の芸術」として、振動、粒子、呼吸というカテゴリーに基づいたアーカイブ実験をレシピの形式に基づいて進めている。
http://mhrs.jp/
主催:
Do a Front
助成:
令和7年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス型地域協働支援事業、オランダ王国大使館、公益財団法人小笠原敏晶記念財団、Dana Indonesian
協力:
洞春寺、水の上窯、株式会社インターン、Art Center Ongoing、上野恵子、荏開津通彦、白川美幸、末永史尚、末廣絵里、末廣正義、寺田幸子、福武典子、ピリカタント、山口大学人文学部藤川哲研究室、山口県立大学国際文化学部藏田典子研究室、山口県立大学国際文化学部芹澤隆道研究室、N3Art Lab
後援:
山口市、山口現代芸術研究所(YICA)
問合せ:
Do a Front
TEL: 070-4788-5825
E-mail: [email protected]
担当: 藏田 章子